秋色に彩られた森の散歩・

  • 2012.11.15 Thursday
  • 12:41

 
北国ではもう、寒さはすっかり冬なのだろう。

ここ房総は、紅葉が遅く、

燃えるような赤い葉には

なかなかお目に掛かれない。

秋の色を拾いに、近くの森を散歩した。





この穴の中にはどうやらスズメバチがいたらしい。

注意!と書かれた看板を見落として

そばまで近づいてしまった。

色づいた小さな蔦や、苔が

自然に絶妙なバランスで

人の手を介さない

有るがままの様に惹かれて

しばし眺める。



ピラカンサスが今を盛りと重たげに生ってる。

ガマズミ

ガマズミも美しい季節だ。

ちょうど弱々しい夕陽を浴びて輝いていた。

ガマズミ



ガマズミ

森の中のいたるところ

鮮やかなガマズミの赤に目が惹かれ

鳥たちの餌の宝庫です。





シャッターを押していると

誰も居ないはずの後ろから、

ふと小さな音がして

呼ばれたような気がして振り向くと

木の実が降ってくる音だった。



釣瓶落としの陽の傾きに急かされて

ワンコのお散歩の人も帰り支度。



この季節は駆け足で過ぎ去ってしまうから、

デジカメを手に、小さなものたちを写しておこう。



森の散歩、part気任靴拭

では、また。

枯れアジサイ

  • 2012.10.09 Tuesday
  • 09:03

 


秋の紫陽花もまた捨てがたい。



少し太陽の角度が傾いただけで

こんなに涼しいなんて。



咲き盛る季節の紫陽花は

みずみずしくて惹かれることに理由は無いが



けれど、

自分に重ねる訳ではないけれど、



いや、ひそかに重ねたのかな。



日陰で咲き枯れて行く

紫陽花の褪せた色に惹かれて

そこへ長く佇んでいる。



はるなつを過ぎて立つのみ日の影の
        うすき色して枯れあぢさゐは

               by ミルフィーユ



では、また。




青い花・・・雁金草

  • 2012.10.07 Sunday
  • 08:51

 
今日は短く。



昨日、市の緑化植物園を歩いて来ました。

色々、秋の花が咲いていましたが

その中で、ひと際心惹かれる花がありました。

雁金草

午後の傾きかけた陽を浴びて楚々と咲いていた花。

別名、帆掛草

名札が無くて名前が分からなかったのですが、

お花に詳しいMさんに教えて頂きました。

<雁金草>または

<帆掛草>という名前だそうです。

好きです、この花。

では、また。

朝靄のこと・散歩そしてキノコ

  • 2012.10.01 Monday
  • 09:44


台風が通り過ぎて行った後の青空!

気持が良いですね(^.^)

先日、早起きをしていつもの公園を歩いていたら

もう秋・・・・・



キノコの気配がしたんです。



振り向けば、白いキノコが。

キノコ

何茸なのか名前は分かりませんが

芝生の上にあちこち、出ている〜出ている。

朝の公園

夜明け前の通り雨に濡れて

そこかしこしっとりとして

涼しく、気持の良い朝でした。

セージ

眺めの良い展望台へと歩いて行くと

朝靄

朝靄がいつもの風景を

少しばかり他所ゆきの顔にして

目の前に現れたのです。

朝靄

数十メートルの直下には人工の池があり

まっすぐ伸びる一本の道が薄らと見えるばかり。

田圃や、点在する家や里山を隠して

墨絵の世界が其処に広がっていたのです。

小中池
<2012.3.14撮影>

晴れた日の展望台からは

遠く九十九里の海が見えて

上の写真の様な光景ですが

全く違う顔を見る事が出来たのは



早起きしたお蔭ですね。




なかなか、朝早くから

さあ、歩こうという元気は、

いつもいつも有る訳ではなく、

ラッキーでした。



朝靄はあっと言う間に晴れ渡り

帰りの公園は、もういつもの顔です。




ちなみに、靄と霧の違いは

水蒸気の粒の大きさの違いも有るけれど、

日本式の分類では

「視程」が1厂にのものが「霧」
(諸外国の基準はまた違うのでしょうね)


(*視程〜気象用語で肉眼で物体がはっきり
確認出来る最大の距離のこと)


同じく、視程が1辧腺隠悪厂にのものが

「靄」である、ということです。




かなりの距離、白く煙っていましたが、

これは「靄」でしたね。

これから、大気が澄んで来ますので

この展望台からの眺めも楽しみです。

では、また。

アメリカンブルー、そして葉の雫

  • 2012.09.21 Friday
  • 10:22

 
季節は確実に秋の気配がして来ましたね。

狗尾草

早朝散歩では、あれもこれもと目に入り

立ち止まることの方が多くて、

散歩にならないかも・・・(^.^)





好きな花は色々あるけれど、

このアメリカンブルーも好きな花の一つです。

アメリカンブルー

雨上がりに雫を一つつけて、

朝陽を浴びて

ブルーがとっても冴え冴えとして、

綺麗でしたよ〜



雨上がりの雫に濡れた葉の風情が

この腕ではちょっと、伝わりませんが、

気分だけでも。









季節の変わり目、

夏の尻尾を引きずっている、ささやかな秋が

小さな慰めになって、

心にしみて行くのを感じます。

では、また。



成田山公園の紅葉は今が見頃です(^−^)Y

  • 2011.12.02 Friday
  • 21:36

 
成田市成田1番地というのが、成田山新勝寺の地番ですって!

1番地なんですね〜〜感心。

今年で12回目を迎えた「成田山公園紅葉祭り」も

11月27日で終わってしまったそうで、会期中は

色々な催しがあったようですが、今もまだ紅葉が楽しめましたよ。

古木と紅葉

仁王門

<仁王門>重要文化財・1830年(文政3年)建立。


昔は(私の若い頃・・)この仁王門をカップルでくぐると

二人は別れる、という都市伝説が有りましたが

今は何かお祓いでもしたのでしょうか・・・大丈夫だそうですヨ。

見回すと、カップルだらけです。



仁王門をくぐると、境内には同様に重要文化財指定の三重塔が。

三重塔

こちらは1712年(正徳2年)に建てられ、数度の大修理を経て

1803年の古文書に書かれた漆塗り、彩色の仕様をもとに

昭和58年に復元されたそうです。



ここ成田市は国際空港が有る関係で、外国人の姿が多く

この鮮やかな塔をカメラに収めている姿を、よくお見掛けします。


成田山新勝寺本堂

こちら、大本堂は昭和43年、建立。

光明堂


こちらの、光明堂が昔の本堂だったそうで、

現在は商魂たくましく?縁結びのスポットとなっているようです。



「縁結び?」とフラフラ、引き寄せられる私に

娘が「こらこら、お母さん!!」と呼ぶので

仕方なくお参りは諦めました(TーT)



大本堂の裏手に広がる165,000平方メートルという広大な敷地の

成田山公園は、モミジ、イチョウ、ナラ、クヌギ、などの雑木が

造り込まれたものというより、より自然に近い形で

四季折々の風情を見せてくれています。

平和の大塔

ここ、成田山は「山」という位ですから、小高い山の上にあり

その、一番高い所に「平和の大塔」がそびえています。




この大塔の前には噴水が配され、滝や池、また書道美術館や茶室なども有り

ゆっくり散策できるいこいの場所となっています。

紅葉




まだ、緑色のモミジも有れば、燃えるようなモミジも有り






下から見上げると、また幻想的で美しい。

会期中はライトアップされたそうで、さぞ、綺麗でしたでしょう。



こちらにある、日本庭園は故、渋沢栄一邸の庭などを手掛けた庭師、

二代目松本幾次郎の手により昭和3年に完成し、

80年を経て成長を遂げた樹木は円熟味を増し



池に続く疏水があり




黄葉


緑の間に鮮やかな赤や黄色を織りなした雅な風情は

あと、もう少しの間、楽しめそうですよ。

紅葉

紅葉

カメラを構えた人や、紅葉狩りの人も多く、

人を写し込まないようにするのが大変でした。




おなじみ、門前通りには、

ちょっとキッチュで猥雑な土産物の数々が並び

どこか懐かしさを誘い、

昔の年寄りはよくここへ来たがったものだな〜〜と

今は亡きあの人、この人の顔が浮かび、

そちらも懐かしく思い出していました。



成田・・・・・たま〜〜に行きたくなる所です。













そろそろ見頃の大銀杏 (上総 久保駅)

  • 2011.11.12 Saturday
  • 10:32

 

そろそろ、上総久保駅の大銀杏が見頃を迎える季節です・・・・

これは、昨年 偶然通りがかりで、見かけて撮った写真ですが

曇天の中、大勢のカメラマンが田圃の畦にずらりと三脚を据えて、

列車の通過を待っている所に、出くわし

こんなに有名なスポットだったのかと、驚いたものでしたが、

房総の田園風景が色濃く残る、レトロな雰囲気の場所で

写真を趣味にしている人には、面白いスポットかもしれませんね。



内房線、五井駅から小湊鉄道で、長閑な景色の中を揺られながら

失われつつある、日本の原風景がすこし残っている

言い換えれば、何も無い所。

秋の一日、のんびりと良いかもしれません。



小湊鉄道の切手シリーズに、こんな一枚 無かったかしら?




秋の詩をしみじみと・・・中 勘助・「こほろぎ」

  • 2011.10.11 Tuesday
  • 23:50

 


日足も長くなり、散歩の途中で見掛ける

小さくひっそり咲いている野の花が、

もうすっかり秋だなあ、と

しみじみ感じさせてくれる。





この季節は夜の方が長くて

静かに過ごす時間に、いつの間にか もの思う人になっている。



名前はトンと思いだせない。

あ、    知らなかった・・・・だけだ。



これは、・・・吾亦紅。

野に有れば、なぜか心惹かれる秋の草の代表格です。



野薊も どことなく弱弱しい色をして・・・・亡き母が好きだった。




秋になると思い出す、ある素敵な 詩を一篇、ご紹介します。




10代の少女の、まだ人との出会いや別れを

良く分かっていなかった頃に出会った詩。



二度と会えなくなるということの切なさや

失うということの底なしの欠落感を

まだまだ 理解すべくもない

そんな頃に出会った大人の詩ですが、

忘れ難い「詩」なのです。



「こほろぎ」    中 勘助


肩すそさせのこほろぎは

秋の夜ごとに涙をさそふが

あなたがそばにゐたときは

それはやっぱり唄だつた

あなたのゐないことしの秋

肩させや 裾させや

心ありげなその鳴き声は

刺青(ほりもの)の針と肌にしみる

あなたのみないことしの秋

着物は人に頼みもしよう

わたしの胸のほころびを

誰が 誰が縫つてくれる



中 勘助は(1885年〜1965年)東大文学部を卒業し

自伝小説「銀の匙」で有名な小説家だが

詩情豊かな詩を書く人でもあった。

明治生まれの男の、妻に先立たれた

「秋」という季節の寂しさ、わびしさを詠って

静かに悲しい。



秋の夜長、かつて、妻は自分の傍らで

着物の繕いなどをして静かに寄り添っていた。

妻亡き初めての秋の何という、寂しさよ。


着物は誰かに頼みもしよう。

しかし、この胸のほころびは、

誰が縫ってくれるというのだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



わたくしめも、あれから幾星霜、

いくつもの出会いや別れをくぐり抜け

何十年振りかにこの詩を読めば、

なんと、切なく 心に沁みる詩でしょうか。







サヨナラ、九月の海。

  • 2011.09.30 Friday
  • 16:15


時が過ぎゆくのは何故こんなにも早いのだろうか。

今年もあと3か月。

つい、この間まで暑い暑いと嘆いていたら、

海はもう秋の色を漂わせている。

9月の海

遠く来て九十九里なる砂踏めば
      ひとの膚(はだえ)に触れゆくごとし
                 道浦母都子





九十九里浜の黄昏

窓のような眸(め)を持つ少女だった
      のぞけばしんと海が展けて
            河野裕子

9月の海・椅子

シャリアピンステーキの由来
    かつて吾に説きたる人は海辺に老ゆ
              山田富士郎


濱の夕映え

わたくしの心乱れてありしとき
       海のようなる犬の目に会う
             道浦母都子



見る見る内に夕暮れて、

空の色が少しづつ染まっていく。

展望台の日没

不動堂の海岸に在るサザエの形の展望台も

夕陽に照らされてシルエットだけになる。





夜の海を翼ひろげて急ぎたる鳥ありき
         とほきとほき夏に
            武下奈々子



日没を目で追うと、澄んだ空気の日だったのか

微かに富士山が小さく見えている。



黄昏れて不定の淵のこの身にも
      いま一度の残照よあれ
           西沢勝也



我と我が身を黄昏、と位置付けて


さあ、あと少しの間、どれだけのことが出来るかな。




次回は、この九十九里の海辺で育ち、

海辺で過ごし、晩年になって大輪の花を咲かせ

海の絵を描き続けた一人の女流画家について、

少し書いてみたいと思います。


では、また。





来年の秋分の日は『9月22日』だそうです。

  • 2011.09.22 Thursday
  • 22:45

 
台風の影響でお墓参りの予定がずれ込んでしまいました。

お彼岸の花

花好きだった母の為に、ああ、祖母も花好きだったな〜〜

用意はしてあるのですが、明日のお彼岸の中日に行くから待っててね〜〜



所で、秋分の日は9月23日ですが、

地球も24時間ぴったりで自転している訳ではないので、

時折、修正が必要と言うことです。




来年の秋分の日は9月22日になるそうで、

秋分の日が22日になるのは、1896年以来、

実に116年ぶりなのだそうです。

ちなみに1979年は秋分の日が9月24日だったそうです。



地学かなんかで学んだはずなんでしょうけれど、

興味のないことは、授業中に確か気絶していたような・・・・


本日の無料配布の生活情報誌のZOOMα より。

お勉強しました。



母はお墓参りにはぜひ来て欲しい派だったので

分かりやすい、ごく一般的な

小市民的善男善女の部類だったと言えるでしょう。


善女だったかどうかは別として

(あは、またこの子が口が悪いんだから本当に・・と聞こえて来ました。)



しかし、9月23日生まれの父は

「俺の誕生日に国民みんなが手を合わせ、おはぎなんぞを拵えて

おまけに旗まで立てて祝ってくれる・・・・ワッハッハッ。」と

毎年、同じ冗談を私は五十数回は聞いて育ったのです。




亡くなる前には、その頃流行っていた「千の風になって」を聞いて

俺は墓にも何処にもいないから、墓参り無用、と言われましても

お墓・・・・おじいちゃんだけじゃないし。

へそ曲りの困った爺さんでした。




しかし分かりますよ。

生きている人の慰めなのだということは。

死者への敬意とも思いますし。



コメントを下さる、

心優しい<土佐のいごッそう>

「やまとおのこ」さんのブログではないけれど、

手を合わせて、色々報告やら、お願いやら・・・・

お願いはしてはいけないそうですが

でも、でも、私も おのこさんと同じでいっぱい、いっぱい

お願い事を語ってしまいます。



母が生きていた頃は、まだ暢気だったような気がします。

いつの間にやら、回りを見回したら、

私が一番しっかりしなくてはいけない立場になっていたのですね。



明日は久し振りに晴れそうです。

おはぎに梨にりんごに・・etc



行くね、待っててね。






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