人の一生

  • 2017.10.11 Wednesday
  • 23:19

 

 

満月が見られるかもと、海へと車を走らせましたが

 

少し早くて、夕飯の支度にと帰ってきてしまいました。

 

 

 

夕方のロマンチックな海で、つい反射的に口をついて出るのは

 

「海は恋してる」です。

 

 

夕飯の支度をしてから家を出れば、急がなくても良かったのに。

 

 

 

 

でも、この日は可愛い千鳥の群れを見ることが出来ました。

 

 

貝を啄ばんでいるのでしょうね。

 

 

 

私も、太ったハマグリが砂に潜り遅れていないかと(笑)

 

目を皿のようにして見たのですが、残念!!

 

 

ちょこまかと忙しなく動き回る千鳥の群れを追いかけて

 

砂浜を少し歩きました。

 

 

 

 

 

この海の町に住む、亡き父の従妹だった小母さんが90歳で亡くなり

 

砂浜散策の翌日、通夜へ行ってきました。

 

 

 

若かりし頃、離婚して間もなく、我が家で睡眠薬自殺を図ったことがあり

 

肝の小さい母は、自分が寝込んでしまったことがありました。

 

 

実家へ行けずに、母のところへ来たというのは

 

受け入れてくれそうな気がしたのでしょうか。

 

母も(なぜ、ここで「も」なのか分かりませんが)

 

人を捨て置けない、情の濃い人だったのでしょう。

 

 

 

 

その後、小母さんは、年若い初婚の男性と縁があり、

 

終生幸せな顔をしていました。

 

 

 

通夜に飾られた写真の数々は、小父さんとの笑顔のツーショットが何枚も。

 

お洒落で、口が悪くて、世話焼きの小母さん。

 

私のイメージは、そんな感じでした。

 

 

 

 

写真の中で、嬉しそうに小母さんの腕を取って、

 

隣に立つ、大きな体の小父さんも幸せそうで

 

禍福は糾える縄のごとしって、こんなことなんでしょうね。

 

 

 

 

生きていれば色々あるものですね。

 

落ち込むときも、元気で動き回れる時も。

 

本当に悪いばかりでもない。

 

良いことばかりという訳にもいかない。

 

 

太陽が昇って、また陽が落ちて

 

また朝がやって来る。

 

そうして気付いたら、私、こんな歳だったの?と

 

 

 

 

夕陽に浮かび上がる展望台と監視塔のシルエットが綺麗で

 

今の自分は、こんな黄昏の時間かなと思うのです。

 

 

 

 

暮れてしまうまでには、まだもう少し間があり


父と母を見送った時に

 

「早過ぎるよ!」と、口を尖らせて怒ったように言った小母さん。

 

 

 

 

確かに、両親と同年代でしたが、

 

二人とも、もうこの世から去って10年以上経ちます。

 

 

 

棺の中の、痩せた小母さんの安らかな顔を覗いて、

 

私は一つの時代が、確実に終わったと思っていました。

 

 

 

 

 

古い古い思い出を、さあ、誰に聞いてもらおうか。

 

 

 

淡々と、ポツポツと語るには

 

近しい人と、渋いお茶でも飲みながら。

 

 

 

 

コメント
ミルさん おはようございます。

人としていつかは来るであろう最期。
神のみが知る最期。
最後まで人生を楽しみ活きたいと思うmaruです。

余談ですが、昨日が秋の真夏日30.4度
今日の最高気温は20度だって^^
ミルさん 関東は明日から気温は急降下します。
気 つけてや。
  • maru
  • 2017/10/12 7:02 AM
生きている間は楽しい事悲しい事
色々ありますね 私は悲しい事は忘れ楽しい事だけ覚える事にしました
それにしても戦争で全部焼かれそれから家を建てて自由に私達を
育ててくれた父母には感謝です
今はやりたい事やり食べたい物食べ全く満足しています
  • 喜美
  • 2017/10/12 9:32 AM
ミルフィーユさんおはよう〜、そうまた朝が来ました、私の場合はもう少しシルエットが濃いかな?
彼方の夕空がもう少し暗いかな?
確実に時が奪われて行っています、こう言う表現をしたのは、出来るだけ生きたい気持からです。
せめて父の歳を越えたいと思っていますが、それは誰にも判らないしね〜。
昨日も人に聞かれました、何歳まで生きるのですかって?
目標は90歳って答えておきました、90歳で二人だけの同窓会を迎えた文章書いて見ましたが、お相手が決まらないから書けませんでした。
黄昏人生にでもするかな?
  • はる爺
  • 2017/10/12 10:04 AM
☆maruさん、
神のみぞ知る最期ですが、私もmaruさんと同じく
今日を精一杯生きようということだけです。

10月とは思えない蒸し暑さも、今日限りのようです。
富山は30度超えでしたか。
体調も狂いますね〜
お気をつけて下さいね。

  • ミルフィーユ
  • 2017/10/12 1:37 PM
☆喜美さん、楽しいことだけを覚えていようという生き方。
簡単なようでいてなかなかそれが出来ませんが、
喜美さんを見習って、明るく生きていきたいです。

親に感謝の気持ちが、段々湧いてきましたよ、私も。
ありがとう、の一言です。

食べたいものを食べ、したいことして満足、
私もそのような境地になりつつあります。
辿り着くのは、仙人?仙女ですね。


  • ミルフィーユ
  • 2017/10/12 1:42 PM
☆はるさん、お父さんは長生きでしたか?

親の年を超えるのは想像できませんでしたが、最近はそうでもないかな。
90歳が目標ですか。
同窓会は、最後の一人は誰だろうね?なんて話をすることもありますが、最後の二人同窓会は本当に想像できませんね。
「黄昏人生」是非書いてください。
急に涼しくなりそうですから、90歳!を思い出して体調お気をつけて〜〜
  • ミルフィーユ
  • 2017/10/12 1:49 PM
本当に生きている間には色々なことがありますね。
それだから楽しいのかなとも思ったりします。
平坦な道ばかりだけでなく、上りも下りもあってね。

また、海を見たくなってきました。

明日から、ぐっと気温が下がって寒くなるようです。
風邪を引かないように気を付けなくてはです。
  • emu
  • 2017/10/12 4:01 PM
あそこですね^^!

どういうわけか、九十九里といえばここを訪れることが多いです。
こちらからは東金街道一直線ということもありますし、
何よりこの監視棟とヨットの帆のような資料館?
夕暮れのシルエットがなんともいえないのですね。
物語性たっぷりで(^^

でも、人気の無い浜で寄せは引く波を見ていると、
思うのはウェットなことばかりですね。

私は愛犬のことを思い出します。
よくこのリードを外して遊ばせたものです。
小さな蟹にちょっかいを出したものの、鋏で威嚇されたらしく、
慌てて後ろに跳び退くという動作を繰り返していたことなど、
連れ合いと来るたびの話題になっています。

愛犬の話以外には・・・
よく思い出せません(笑

  • NANTEI
  • 2017/10/12 7:30 PM
☆emuさん、今日まで秋とは思えない暑さでしたね〜
明日から急に気温が下がるとか、気を付けましょう〜

一生はあっという間ですが、振り返って確かに
きつい登りも、緩い下りもそれぞれあって、だからこそ
色々有ったなあと、しみじみするんでしょうね。
お花の次は、是非海を見に!♪

  • ミルフィーユ
  • 2017/10/12 8:16 PM
☆NANTEIさん、そう、あそこです(笑)
平坦に広がる九十九里浜で、高さのある所といえば、
あの展望台くらいですね。
東金街道を一直線で来れますね。

寄せ来る波を見ていると、愛犬の在りし日の姿を思い出す。
目に浮かぶようです。
はしゃぐ愛犬を見つめるNANTEIさんの、愛情たっぷりの眼差しまで。
なんにも考えずに、波を見る時間も良いものですね。


  • ミルフィーユ
  • 2017/10/12 8:25 PM
ミルさん
お疲れ様でした。
小母様がお母様の所を選んだ下りを読んで
あぁミルさんと同じだと思いました。
受け入れてくれそう、人を捨て置けない、情けに厚い
ミルさんの場合 さらに頼りになる、仕事が出来る、マメ
そんな感じでしょうか。
想像ながらお洒落感と勝負勘はお父様かとww
九十九里の海はどちらを向いても果てしなく海で
とても美しいです。
哀愁を感じぜずには居られませんね。
人生の哀愁も伴って・・。


  • チカ
  • 2017/10/13 10:00 AM
ミルフィーユさん
 海岸をチョコチョコ歩く
千鳥は可愛いですね
私も早朝の海で良くみかけます。
  • みのり
  • 2017/10/13 5:33 PM
☆チカさん、浮世のお付き合いは、生きている限り続きますね〜

小母さんが、母の所に来たという事実が今もって不思議なんです。
でも、何も言わず世話してくれそうな気がしたんでしょう。
変な所が似てしまい、今更気付いたからとて、性格は変えられず、このまませっせと、気が付いたことはしてしまう人生なんでしょう。

そんな美談ではないんです。
お褒めに与かり光栄です(≧▽≦)

勝負については、人生の後半になって磁石のように惹かれて
不思議です。
父はお洒落では無かったですが、色々似ているところはありますよ。
曲がったら許せん!みたいな(笑)

水辺って川でも海でも気持ちが和やかになりますね〜
フラッと行ける距離(車で20〜30分)で、本当に癒されています。


  • ミルフィーユ
  • 2017/10/13 7:30 PM
☆みのりさん、こんばんは〜

みのりさん海に近いのでしたね〜
千鳥が波打ち際を、ちょんちょん歩いている姿は
可愛いものですね〜☆


  • ミルフィーユ
  • 2017/10/13 7:32 PM
人間死んだあとはどうなるか誰にもわからない
それがどんなものなのかは誰にもわからない
だから誰もが死を恐れ、生きていることに感謝できる
そう〜今を楽しく精一杯生きたいです

千鳥ってちょんちょん歩いて可愛い鳥なんですよね
そんな景色はかなり遠い昔にみた位、海とはご無沙汰してます
特に海なし県に住んでしまいましたから余計ね

海の歌ね〜TUNAMIかな〜それと海は広いな大きいな〜♪
波の音が聞こえる写真見ていたら
秋の海でも行きたくなりました^^
  • レフア
  • 2017/10/17 11:19 PM
☆レフアさん、こんばんは。

自分が死んで、この世から居なくなること。
簡単に言えばそうなんですが、自分の永遠の不在って
想像はできますが、本音を言えば少し怖くて寂しいことですね。

そうですね!
だからこそ生きている「今」を大切に、残りの時間が
少なくなって来て、つくづくそう感じます。

海のない県、そうでしたね。
海にふらっと行けることに改めて感謝です。
慰めになるような感じでいます。

レフアさんの反射的に口ずさむ歌は、海とTUNAMIですか。
秋の海へ、フラッと行ってみてくださいな。
きっと写真上手なレフアさんの事、素敵な写真が撮れるでしょう。




  • ミルフィーユ
  • 2017/10/18 12:36 AM
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

訪問の証にポチして下さると嬉しいです。

写真ブログに参加しました

にほんブログ村 写真ブログ コンデジ写真へ

☆過去記事一覧☆

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM